ナノ粒子向け湿式分散・粉砕機

原料の微細化が進みナノ領域の分散になると、一次粒子の破壊により表面活性が増え、再業種が発生するなどの問題があります。そのため従来よりも小さい微小ビーズで分散をおこなうこと、つまり処理物に与えるエネルギーを抑えることが有効です。 従来のアジテーターでは、高周速で運転しないと微小ビーズが運動しないため、再凝集を抑えて安定した分散をするには、低周速で運動させることができるアジテーターが必要となります。

立体構造のアジテーターであるアクセレレーターを採用した機械は、周速3m/sという超低周速やφ0.1mm以下のビーズでも、シリンダー内のビーズを均一に運動させることができます。